「ひざと股関節の長引く痛み専門 高槻あつ整体院」で本当に健康なお身体へ

変形性股関節症では、平地では何とか歩けても「階段の上りで脚の付け根がズキッとする」「最初の一段で身体が横へ傾く」という困り方があります。階段では片脚で身体を支えながら一段分持ち上げるため、股関節だけでなく膝、足首、体幹、手すりの使い方まで影響します。

先に大切なのは、痛みを我慢して階段を反復しないことです。転倒後に急に体重をかけられない、安静でも強く痛む、発熱を伴う、数週間で急に歩けなくなった場合は、いつもの変形性股関節症と決めつけず整形外科で確認してください。

この記事でわかること

  • 股関節で階段上昇が難しくなる考え方
  • 脚を高く上げる以外に必要な力
  • 痛い日に使える一段ずつの方法
  • 手すりと身体の傾きの調整
  • 低い段差から戻す練習の順番
  • 医療へ戻る変化と翌日の見方

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股関節の階段痛は「脚を上げる時」と「身体を上げる時」を分ける

階段を上る時には、まず足を次の段へ置き、その後で段に置いた脚を使って身体を持ち上げます。変形性股関節症の方は、この二つのどちらで困っているかによって対策が変わります。脚を段まで持ち上げる時に付け根が詰まる人もいれば、足を置いた後に力が入らず身体が横へ逃げる人もいます。

「股関節が痛いから脚を高く上げられない」とだけ考えると、実際には身体を支える力の問題を見落とします。反対に筋力だけを鍛えても、股関節を深く曲げると痛い人に高い段差を繰り返させれば症状を増やすことがあります。段差の高さと動作のどこで痛むかを分けることが出発点です。

日本整形外科学会の患者向け情報でも、変形性股関節症が進むと階段や車・バスの乗り降りに手すりが必要になることが示されています。階段は日常生活の変化を知る大切な目安であり、単なる運動課題ではありません。

急な変化は「変形があるから」と様子を見すぎない

股関節の変形を以前から指摘されている人ほど、新しい痛みも同じ病気だと思い込みやすくなります。しかし、転倒後から立てない、突然ほとんど体重をかけられない、発熱がある、安静でも痛みが強く続く時は、運動や整体で様子を見る場面ではありません。

また、痛みの場所が急に変わった、数週間で歩ける時間が大きく短くなった、脚の力が明らかに落ちた場合も整形外科で再評価します。レントゲンなどの検査、薬、注射、医学的なリハビリテーション、手術が必要かは医師が判断します。

医療で十分に生活が戻れば、それでよいのです。必要な確認を済ませても階段や靴下、歩行が残る人は、その段階で「股関節の画像」だけでは分からない身体の使い方を見直す余地があります。

股関節で大切なのは「脚を高く上げる」だけではない

上りで脚を段に置くと、次はその脚一本に近い状態で身体を支えます。この時、骨盤が大きく横へ流れたり、上半身を勢いよく倒したりすると、何とか一段は上れても疲れやすく、後半になるほど痛みが出やすくなります。

目標は「身体をまっすぐ固定する」ことではありません。多少の身体の傾きは自然です。重要なのは、段に置いた脚の上へ身体がなめらかに移り、膝や足首も一緒に働いて最後まで立ち上がれることです。股関節だけで全てを持ち上げようとしない方が、動作はまとまりやすくなります。

足を段へ置く時に脚の付け根が痛い場合は、最初から高い段差で練習せず、低い台から始めます。脚を無理に胸へ引きつけるようなストレッチで押し込むより、実際に必要な高さで安全に動かす方が生活へつながります。

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痛みが強い日は一段ずつ上り、交互上りは後から戻す

痛い日に右・左と交互に上る必要はありません。手すりを使い、比較的楽な側の脚から上へ置き、痛い側を同じ段へそろえると、一回ごとの負担を小さくできます。駅や外出先で混雑している時は、無理せずエレベーターやエスカレーターを選ぶことも立派な負荷調整です。

一段ずつの上り方は、活動を止めずに痛みをコントロールするための一時的な手段です。何週間もまったく痛い側で身体を支えないままだと、左右差が大きくなる人もいます。落ち着いたら低い段差から痛い側でも身体を持ち上げる練習を少しずつ戻します。

術後や骨折後など医療機関から階段の順番を指示されている人は、その指示を優先します。一般的なコツより、その人の手術方法や治療段階に合わせた制限が上位です。

手すりと足の置き場所で「怖さ」を先に減らす

階段が怖いと、足を段の端へ浅く置きすぎたり、逆に奥へ入れすぎて脚の付け根を強く曲げたりします。足裏が安定して乗り、次の一歩へ移りやすい位置を探します。靴底が滑る、段差が見えにくい、荷物で手がふさがるといった環境も痛みと同じくらい転倒に関わります。

手すりは腕で身体を吊り上げるためではなく、ふらつきと負担を調整するために使います。肩や手首に痛みがある人は強く引かず、必要なら家族に荷物を持ってもらうなど環境側を変えます。

「手すりなしで上れたか」を回復の唯一の物差しにしないでください。手すりを使ってでも行きたい場所へ安全に行けることは大きな生活改善です。その上で必要なら支える量を減らしていきます。

階段練習の前に片脚で支える準備を作る

股関節の階段動作では、片脚に体重が乗る時間があります。そのため、まず両足での立ち上がり、台所での立位、平地歩行で痛みとふらつきを確認します。次に壁や手すりへ手を添え、片脚へゆっくり体重を移す練習を行います。

その後、低い台へ足を置き、身体を数センチ持ち上げる練習へ進みます。高く上がることより、骨盤が大きく崩れず、終わった後に脚の付け根の痛みが強く残らないことを優先します。筋トレで作った力を、実際の段差へ変換する段階です。

変形性関節症では、その人に合う運動を継続することが基本治療の一つです。運動の開始時に多少の不快感が出ることはありますが、長期的には痛みや身体の働きの改善が期待されます。ただし、急な強い痛みを「効いている証拠」として我慢する必要はありません。

翌日の歩き方が崩れるなら段差か回数を下げる

練習の判定は、その場だけで終わりません。階段を上った直後は大丈夫でも、夕方から脚の付け根が痛む、翌朝の歩き始めが明らかに悪い、いつもより身体が横へ揺れるなら、現在の回数や段差が多すぎた可能性があります。

記録するなら、何段上ったか、手すりの支え、痛みが出た場所、翌朝の歩きやすさを残します。毎日「痛み何点」だけを書くより、生活動作の変化をつかみやすくなります。

反対に、数回の練習後も翌日の歩行が変わらず、同じ動きが安定してできるなら、回数を少し増やす、段差を少し高くするなど一つだけ条件を変えます。一度に回数も高さも速度も増やさない方が、何が影響したか分かりやすくなります。

階段のために深いスクワットを無理にする必要はない

「階段には脚力が必要」と聞いて、深くしゃがむスクワットを頑張る方がいます。しかし、股関節を深く曲げると痛い人にとって、深いスクワットが階段への最短ルートとは限りません。実際の階段より深く曲げる運動で痛みを増やせば、活動量が下がってしまいます。

立ち上がり、浅いスクワット、低い段差など、今できる範囲から進めれば十分です。股関節の外側やお尻の筋肉だけを単独で鍛えるより、身体を支える動作へつなぐことが大切です。

運動の名前より「何のために行うか」をはっきりさせます。階段を上るためなら、足を段へ置く、身体をその脚の上へ運ぶ、最後まで立つという三つが少しずつ楽になるかで選びます。

アツ先生は骨盤の傾きと足元まで一連で見る

階段で股関節が痛い人を見る時、私は股関節の動かせる角度だけを測って終わりません。足を段に置く時に身体がどこへ動くか、骨盤が横へ逃げるか、膝が内側へ入りすぎないか、足首で前へ進めるか、手すりへどれくらい頼るかを一連で確認します。

同じ変形性股関節症でも、脚を持ち上げる時に詰まる人と、片脚で支える時に痛む人では方法が違います。さらに膝痛や足首の硬さが加われば、股関節だけを施術しても階段は変わりにくいことがあります。

整体の役割は骨の形を元へ戻すことではありません。必要な医療を受けた後に残る、動き、筋力、歩行、階段、生活の負担を整理し、施術と運動を日常へ結び直すことです。

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階段を目標にするなら生活の段数から逆算する

「階段を普通に上りたい」という目標は人によって違います。自宅の二階へ行ければ十分な人、駅の長い階段を使う人、旅行で坂や石段を歩きたい人では必要な持久力が違います。自分が必要とする段数と頻度を具体的にします。

たとえば自宅の十四段なら、まず低い段差を左右数回ずつ、次に手すりを使って半分まで、最後に一階分というように分けます。途中で休んでもよい設計にすると、痛みゼロを待たずに生活範囲を広げられます。

一方、段数を増やすほど脚の力が抜ける、以前より短い階段で休まなければならないなど進行する変化があれば、運動の工夫だけで進めず医療へ戻ります。目標達成と安全確認はセットです。

股関節では、段差の高さが少し変わるだけで脚の上げやすさが大きく変わることがあります。低い段では平気でも、駅や神社の高い段で脚の付け根が詰まるように感じるなら、同じ「階段が痛い」でも必要な対策は違います。最初から高い段で練習せず、足を置きやすい高さから始め、身体を持ち上げる動きと脚を引き上げる動きを別々に確認すると原因を整理しやすくなります。

股関節の痛みは、脚の付け根だけとは限りません。太ももの前や外側、膝の近くまで痛く感じる人もいます。だから階段で膝が痛むからといって、必ず膝だけの問題とは限りません。反対に、股関節症と診断されていても新しい膝の痛みを全部股関節のせいにするのも危険です。痛む場所が変わった、急に腫れたなど普段と違う変化は医療機関で確認します。

手すりを使う時は、腕で身体を引き上げるより、脚が支える量を少し減らす補助として使います。手すりへ身体を大きく傾けると、かえって骨盤がねじれたり、足を段へ置きにくくなったりします。手すりの高さや左右の位置で動きが変わるため、自宅と外出先で使い方が同じになるとは限りません。安全を優先し、急ぐ人の流れがある場所では無理に練習しないでください。

靴下を履く、車へ乗る、階段で足を高い段へ置く――これらは別の動作ですが、股関節を曲げて脚を持ち上げる点は共通しています。ただし階段では、その後に片脚で身体を支える仕事が加わります。靴下は履けるのに階段がつらいなら、柔らかさより脚で支える力が課題かもしれません。反対に脚を段へ置く時点で詰まるなら、動かせる範囲の確認が重要になります。

買い物や旅行では、階段そのものより前後の歩行で疲れていることがあります。元気な時は上れるのに、長く歩いた後だけ急につらくなるなら、階段単独の練習量を増やすより、一日の活動量と休憩の取り方を見直す方が効果的な場合があります。休憩場所を先に決める、エレベーターを併用するなど、目的地までの全体計画を立てることも大切です。

杖を使っている人は、階段での杖と手すりの使い方を自己流で変えない方が安全です。どちらの手に杖を持つか、どちらの脚を先に出すかは状態や治療段階で変わります。医師や理学療法士から具体的な指導を受けている場合はそれを優先し、不安がある時は実際の階段で確認してもらいます。

痛みが少ない日に一気に階段を増やすと、翌日に歩幅が小さくなったり、脚の付け根が重くなったりすることがあります。良い日は「できるだけ多くやる日」ではなく、良い動きを練習する日と考えます。段数、手すり、休憩、翌日の歩行をセットで記録すると、増やしてよい量を見つけやすくなります。

階段の目標も人によって違います。二階の寝室へ一日数回上れれば十分な人もいれば、駅の長い階段、旅行先の寺社、仕事場の階段が必要な人もいます。必要な高さ、段数、荷物、速度を具体的に決めると、筋トレや歩行練習が生活とつながります。「股関節を良くする」ではなく「この階段を安全に使う」まで落とし込むことが大切です。

階段の前に、椅子から立ち上がって数歩歩いた時の左右差を確認する方法もあります。立ち上がる時から痛い側へ体重を乗せられず、すぐに反対側へ逃げるなら、階段ではさらに片脚支持が難しくなります。その日は段差の高さを下げる、手すりを使う、一段ずつにするなど、練習の条件を軽くします。

股関節が硬い人は、足を段の中央へ置こうとして身体全体を大きくひねることがあります。足先を無理に正面へそろえるより、痛みなく置ける位置を探し、骨盤や上半身が大きくねじれないかを見ます。見た目の「正しい形」に合わせるより、安全に力を伝えられる位置を優先し、必要なら専門家に実際の階段動作を見てもらいます。

体重管理は変形性関節症の治療で話題になりますが、全員が減量すべきという意味ではありません。体重が適正範囲を超えていて減量が必要な人は、食事と運動を組み合わせて無理なく進めます。階段だけを運動代わりに繰り返すより、平地歩行や筋力づくりを組み合わせた方が、症状を調整しながら続けやすくなります。

階段を上れるようになっても、その後に足を大きくかばう歩き方が出るなら「できたから合格」とは言えません。上った直後の歩き方、次の家事や買い物へ移れる余力、翌日の反応まで含めて生活上の成果を見ます。目標は一回だけ頑張って上ることではなく、必要な日に同じ動きを繰り返せることです。

脚を上げにくい時に、つま先だけを高い段へ引っかけるように置くと不安定になります。足裏をできるだけ段に乗せられる高さから始め、必要なら一段ずつ上ります。高い段へ届くことより、その脚で安全に身体を支えられることが先です。股関節の動かせる範囲と支える力の両方がそろってから段差を高くします。

股関節の痛みが落ち着いても、長くかばっていた人は階段で身体が左右に揺れることがあります。これを無理に真っすぐに矯正するのではなく、低い段差でゆっくり上がり、足・膝・股関節・骨盤が一緒に動く感覚を戻します。動画を撮って自己採点するより、痛みと安全性を見ながら専門家に動きを確認してもらう方が確実です。

旅行前に階段を増やす場合は、直前の数日だけ集中的に練習するより、数週間かけて少しずつ段数と歩行量を増やします。旅行では階段だけでなく長い歩行、荷物、立ち時間も重なるからです。本番に近い一日の負荷を想定し、休憩を入れても翌日に大きく悪化しない量を探しておくと安心です。

まとめ|今日の状態に合わせて一段ずつ戻す

変形性股関節症の階段上昇は、脚を段へ上げる動きと、その脚で身体を支えて持ち上げる動きを分けると対策が見えます。痛い日は手すりと一段ずつを使い、低い段差から片脚で支える力を戻します。

転倒後の急な痛み、体重をかけられない、発熱、急速な筋力低下は自己流運動より医療を優先します。画像と生活の困りごとを分け、必要な目標から逆算して進めてください。

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通院圏内で、必要な医療を受けても生活動作の困りごとが残る方は、高槻あつ整体院の股関節の長引く痛みページも参考にしてください。

よくある質問

Q. 股関節が痛い時はどちらの脚から階段を上りますか?

A. 痛みが強い日は、手すりを持ち比較的楽な脚から一段上へ進み、痛い脚を同じ段へそろえる方法があります。落ち着けば低い段差から痛い側で支える練習も戻します。術後など個別指示がある場合はそちらが優先です。

Q. 脚の付け根が詰まる時はストレッチで深く曲げればよいですか?

A. 痛い方向へ強く押し込む必要はありません。まず実際に必要な段差より低い台で、足を置く高さを調整します。強い詰まり感が続く時は、股関節の状態を医療機関で確認したうえで運動範囲を決めます。

Q. 手すりに頼ると回復が遅れますか?

A. 手すりは安全と負担を調整する道具です。必要な時に使って外出や家事を続けることには意味があります。脚の力は安全な別練習で作り、状態が良くなれば手すりへの力を少しずつ減らします。

Q. 階段のためにスクワットを深くする必要がありますか?

A. 必須ではありません。深く曲げると痛い人は、椅子からの立ち上がりや浅いスクワット、低い段差の方が実際の階段へつなげやすいことがあります。運動は目的と翌日の反応で選びます。

Q. 階段を上った後に膝が痛くなるのは股関節のせいですか?

A. 股関節をかばう動きで膝へ負担が移ることはありますが、膝自体の病気もあり得ます。痛む場所だけで原因を決めず、股関節・膝・足首と歩き方を合わせて確認します。

Q. 杖を使えば階段は安全ですか?

A. 杖と手すりを同時に扱う階段は人によって難しく、使い方を誤ると危険です。杖が必要な方は、医師や理学療法士などから自宅の階段に合う方法を実際に教わることを勧めます。

Q. 急に階段が上れなくなった時はどうしますか?

A. 転倒後、急な体重負荷不能、発熱、安静時の強い痛み、急速な筋力低下などがあれば練習を中止して整形外科で確認します。「変形があるから」と新しい症状を一括りにしないことが大切です。

Q. 整体では股関節の階段痛を何から見ますか?

A. 必要な医療を済ませた後に、足を段へ置く高さ、片脚で支える力、骨盤の傾き、膝と足首、手すりの使い方、翌日の反応を確認します。股関節の変形そのものを元へ戻すという説明はしません。

参考・情報源

「ひざと股関節の長引く痛み専門 高槻あつ整体院」 PAGETOP