「ひざと股関節の長引く痛み専門 高槻あつ整体院」で本当に健康なお身体へ

変形性膝関節症があり、「床の物を取る時にしゃがめない」「台所の下の棚を見るのがつらい」「草むしりで膝が痛む」という方へ。しゃがむ動作は、膝だけを深く曲げる運動ではありません。股関節と足首も曲げ、足裏で身体を支えながら重心を下げ、最後はもう一度立ち上がるまでが一つの動作です。

そのため、膝の変形があるからといって「絶対にしゃがんではいけない」と一律に決めるのも、反対に「硬くなるから痛くても深くしゃがむ」と頑張るのも適切ではありません。まず整形外科で膝の状態を確認したうえで、今の膝がどの深さまでなら落ち着いて動けるか、何が邪魔をしているかを分けて考えることが大切です。

この記事でわかること

  • 変形性膝関節症でしゃがみにくくなる主な理由
  • しゃがむ練習を中止して整形外科へ相談したい変化
  • 膝だけに負担を集めにくいしゃがみ方の工夫
  • 椅子や手すりを使って深さを段階的に戻す方法
  • 練習量を決める時に見る「その場」と「翌日」の反応
  • アツ先生が膝・股関節・足首・足元を一緒に見る理由

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しゃがむ動作は膝だけを深く曲げる動作ではない

しゃがむ時、身体は真下へ落ちるだけではありません。お尻を少し後ろへ引き、股関節を曲げ、膝を曲げ、足首も前へ動かしながら、足裏の中でバランスを取ります。どこか一つの動きが少ないと、残りの場所が余分に動いて補うことになります。

例えば足首が硬く、すねが前へ動きにくい人は、かかとが浮く、膝が内側へ入りやすい、身体を大きく前へ倒すなどの動きが出ます。股関節が曲がりにくい人は、膝を先に深く曲げて身体を下げようとすることがあります。こうした違いがあるため、「膝の角度だけ」を見ても、なぜ痛いかは十分に分かりません。

また、しゃがむ時より立ち上がる時に痛い人もいます。下がる時は身体をゆっくり支える力、上がる時は床を押して身体を持ち上げる力が必要です。同じ「しゃがみ」であっても、痛む方向が違えば確認するポイントも変わります。

変形性膝関節症では、深く曲げるほど痛みが出る方もいれば、一定の角度までは平気でも、長くしゃがんだ後に立つ時に強く痛む方もいます。大切なのは「何度まで曲がるか」を競うことではなく、生活で必要な深さと時間を安全に確保することです。

急な腫れ・熱・転倒後の痛みは、しゃがむ練習より整形外科が先

いつもの膝痛と違い、短時間で大きく腫れた、赤く熱を持つ、発熱がある、転倒してから体重をかけられない、急に膝が引っかかって動かない、といった変化がある時は、自己流のしゃがみ練習を中止してください。変形性膝関節症だけでなく、骨折、感染、半月板や別の関節内の問題などを確認する必要があります。

また、数週間単位で痛みが急に強くなり、歩ける距離が大きく短くなった、夜も強い痛みが続く、膝が伸びにくくなって生活に支障が増えた場合も、現在の状態を整形外科で再評価してもらう方が安全です。画像の変形だけで手術が決まるわけではありませんが、生活への影響が大きい時は医療の選択肢を相談する意味があります。

医師から運動や体重をかける量について制限を受けている場合は、その指示を優先します。薬、注射、医学的なリハビリテーションが必要な段階なら、まず必要な医療を受けます。整体や自主運動は、その後に残る動作の困りごとをどう整理するかという位置づけです。

「しゃがめない理由」を五つに分けると対策が選びやすい

膝そのものが曲がりにくい

腫れや関節の硬さがあると、膝の後ろが詰まる、前が張る、ある角度から先へ進まないという感覚が出ます。この場合、いきなり深くしゃがむより、椅子へ座る深さから始め、痛みと腫れが増えない範囲を探します。

太ももで身体を支える力が足りない

筋力が落ちると、ゆっくり下がれず「ドスン」と椅子へ座るようになります。しゃがみでも同じで、途中の位置を保てず一気に落ちると、膝への負担感や怖さが増えます。深さより、ゆっくり下がって止まれるかを先に見ます。

股関節がうまく使えていない

お尻を後ろへ引く動きが少ないと、膝だけが前へ出やすくなります。ただし「膝をつま先より前へ出してはいけない」という絶対ルールではありません。足の長さ、足首の動き、目的によって自然な位置は変わるため、無理に形を固定しないことが大切です。

足首が硬い、足元が不安定

足首が前へ動きにくいと、深くしゃがむほどかかとが浮きやすくなります。反対に足の内側がつぶれやすい人は、膝の向きも不安定になりやすくなります。靴を履いた状態と裸足で違いが大きいか、左右差があるかも確認材料です。

痛みへの怖さで動きを止めている

過去にしゃがんだ時に強く痛んだ経験があると、身体は早い段階から動きを止めることがあります。これは「気の持ちよう」という意味ではありません。転倒を避けるための自然な防御でもあります。安全な支えと浅い範囲から成功体験を積み、怖さを減らしていく方が現実的です。

痛い日は「深くしゃがむ」より、目的に合わせて高さを変える

生活では、毎回いちばん深いしゃがみが必要なわけではありません。床に落ちた物を拾うだけなら、片手を机や椅子へ置き、片脚を少し後ろへ引いて浅く腰を落とす方法でも届くことがあります。下の棚を使うなら、小さな椅子を置いて座って作業する方が膝を守れる場合もあります。

草むしりや掃除のように時間が長くなる作業は、「一回しゃがめるか」より「その姿勢を何分続けるか」の影響が大きくなります。短時間で立ち上がる、膝をつくなら厚みのあるパッドを使う、低い椅子を利用するなど、作業そのものを変える工夫が重要です。

和式トイレや床仕事など、避けにくい場面では手すりや壁など確実な支持物を使います。痛みが強い日に手を使うことは弱さではありません。転倒を防ぎ、膝へかかる力を調整する道具として使います。

「昔はできたから」と以前の深さを基準にすると、今の関節と筋力に合わないことがあります。目標は若い頃と同じ姿勢を再現することではなく、必要な家事、外出、趣味を続けるために使える動作を増やすことです。

しゃがむ時の七つの工夫|形を一つに決めない

一つ目は、安定した支えを先に確保すること。 テーブル、手すり、台など、体重を預けても動かない物を使います。キャスター付きの椅子や軽い家具は動くため、支持物には向きません。

二つ目は、足幅を少し広げて試すこと。 足をぴったり閉じたままより、肩幅程度に開いた方が股関節を使いやすい人がいます。ただし膝や股関節の状態によって楽な幅は違うので、痛みが少ない範囲で探します。

三つ目は、つま先と膝を無理に一直線へ固定しないこと。 膝が極端に内側へ崩れるのは確認したい一方、全員が同じ角度でつま先を向ける必要はありません。本人の股関節の向きや足の形に合わせます。

四つ目は、お尻を少し後ろへ引くこと。 ただし腰だけを丸めるのではなく、股関節から身体をたたむイメージです。これで膝だけに曲げを集中させにくくなります。

五つ目は、いったん浅い位置で止まること。 浅いしゃがみで二、三秒安定できるかを確認します。止まれない状態で深さだけ増やすと、戻る時に勢いが必要になります。

六つ目は、立ち上がりまでを一回として練習すること。 下がれたのに立てない深さは、生活動作としては使いにくい深さです。安全に戻れる範囲を基準にします。

七つ目は、回数を増やす前に翌日の反応を見ること。 その場ではできても、夕方に腫れる、翌朝の歩き始めが悪くなる場合は量が多かった可能性があります。次回は深さ、回数、保持時間のどれか一つを減らします。

深いしゃがみの前に、椅子で「ゆっくり座る・立つ」を取り戻す

いきなり床近くまでしゃがむより、まず椅子を使うと練習量を調整しやすくなります。椅子の前に立ち、手を使ってもよいのでゆっくり座り、同じく足裏で床を押して立ちます。座る直前に身体が落ちるなら、椅子を少し高くします。

慣れてきたら、座面へ完全に体重を預ける前に一度止まり、再び立つ「浅いスクワット」の形へ進めます。大切なのは回数ではなく、左右の足にどのように体重がかかるか、膝が急に抜けないか、呼吸を止めて踏ん張りすぎていないかです。

さらに低い椅子へ変えるのは、翌日の膝が落ち着いていることを確認してからです。一度に高さと回数を両方変えると、何が原因で痛みが増えたか分かりにくくなります。変える条件は一つずつにします。

太ももの筋力だけでなく、ふくらはぎ、足首、股関節周囲の筋肉も立ち上がりに関わります。しゃがみを改善したいからといって、スクワットだけを大量にする必要はありません。歩行、立ち上がり、段差など他の基本動作を組み合わせる方が生活へつながりやすい場合があります。

練習量は「その場の痛み」だけでなく夕方と翌朝で決める

運動中に少し違和感があっても、その後すぐ元へ戻り、翌日の歩行や腫れが悪くならないなら、同じ量を続けられることがあります。一方、その場では平気でも数時間後に膝が張る、夜にうずく、翌朝の一歩目が明らかに悪いなら、現在の量は多すぎる可能性があります。

この反応を見るため、練習日は「何回・どの高さ・どのくらい痛かったか」を簡単に記録します。細かい点数でなくても、「浅い5回は平気」「低い椅子10回で夕方に張った」と書けば十分です。自分の膝に合う量を見つける材料になります。

痛みが出たから毎回ゼロへ戻す必要も、痛みを我慢して予定回数をやり切る必要もありません。症状が増えた時は深さを浅くする、回数を減らす、休みを入れる、支えを増やすなど、条件を一段戻します。

変形性膝関節症は日によって波があります。睡眠不足、長い外出、家事が重なった翌日は、同じ運動でも負担が違います。運動だけを切り離さず、その日の生活全体の量を見て調整します。

アツ先生は「膝の曲がり」より、股関節・足首・足元まで一連で見る

私がしゃがみを見る時は、最初から「膝が硬いから曲げればよい」と決めません。まず、立った姿勢からどちらの脚へ体重を逃がすか、足裏のどこに体重が乗るか、股関節から身体をたためるか、足首が前へ動くかを順番に見ます。

次に、浅い位置で止まれるか、下がる時と上がる時のどちらで痛むか、手を使うとどこまで楽になるかを確認します。手を使って急に楽になるなら、膝の構造だけでなく、支える力や怖さの影響が大きい可能性があります。

膝だけを見ていても、足首がほとんど動かず、股関節も使えていなければ、同じ場所へ負担が集まり続けます。逆に膝の変形が画像にあっても、股関節と足首を使い、体重の移動を整えることで、生活動作が楽になる余地が残っている人もいます。

ただし、整体で変形した骨や失われた軟骨を元通りにできるとは考えません。必要な医療を受けた後に、残っている動き、筋力、歩行、生活の使い方をどう組み合わせるかを見るのが役割です。

「正座できる」と「しゃがめる」は別の能力として考える

正座は、膝をかなり深く曲げた状態を保つ動作です。一方、しゃがみは立った位置から身体を下げ、バランスを取り、また立ち上がる動作です。膝の曲がる範囲が似ていても、必要な力とバランスは同じではありません。

正座はできるのに立った状態からしゃがむと怖い人では、深く曲がる範囲より、下がる途中の筋力や足元の安定が課題かもしれません。反対に浅いしゃがみはできても正座が難しい人では、膝の最後の曲がりや足首、膝前面への圧迫感など別の要素を見ます。

この二つを混ぜると、「正座ができないからスクワットを増やす」「スクワットができるから正座も押し込む」といった無理が起こります。目的の動作を分けて練習する方が、安全で変化も判断しやすくなります。

しゃがみの目標も人によって違います。床掃除がしたい人、庭仕事をしたい人、孫と低い位置で遊びたい人では、必要な深さ、保持時間、立ち上がり方が異なります。生活の目標から必要量を逆算します。

自宅での確認では、同じ深さでも靴を履いた時と裸足で違いが出ることがあります。底が柔らかすぎる室内履きでは足元が不安定になり、反対にかかとの高い靴では足首と膝の使い方が変わります。練習は転びにくい平らな床と安定した履物で行い、生活で使う条件へ少しずつ近づけます。

左右の膝に痛みがある人は、「楽な脚へ逃がす」方法だけでは続きません。左右差を比べるだけでなく、手を使うとどう変わるか、足幅を変えるとどうか、椅子の高さを変えるとどうかを見て、両脚で支えられる条件を作ります。

体重についても、膝へかかる負担を考えるうえで無関係ではありません。ただし、痛い人へ単純に「痩せればよい」と言って終わるのは不十分です。運動できる量、食事、持病を含めて現実的な方法を選び、今できる動作調整と並行して考えます。

痛みが強い日と落ち着いた日で、同じ練習をする必要もありません。腫れや熱っぽさが増えた日は浅い立ち座りだけにする、落ち着いた日は少し深さを増やすなど、日によって段階を変えます。これは「逃げる」のではなく、関節の反応に合わせて負荷を調整する方法です。

家の中では、よく使う物を床近くへ置かない工夫も大切です。洗剤、鍋、衣類などを腰から膝の高さへ移すだけで、毎日繰り返す深いしゃがみを減らせます。運動でできることを増やすことと、不要な負担を減らすことは両立します。

最後に、しゃがみの評価は「できた・できない」の二択にしないことです。支えありならできる、浅い位置ならできる、ゆっくりならできる、翌日に残らない回数ならできる、と条件を細かくすると改善点が見えます。小さな変化を拾える方が、無理な一発勝負より長く続きます。

屋外でしゃがむ場面では、地面の傾きや柔らかさも難しさを変えます。公園や庭は室内より足元が不安定です。室内で浅いしゃがみができても、いきなり庭仕事へ長時間戻さず、短い時間から試します。

もし練習を続けても数週間単位で深さや立ち上がりが全く変わらず、生活の制限が強いままなら、方法を変える時期です。同じ運動を増やすのではなく、医療で状態を見直し、リハビリや補助具を含めて次の選択肢を相談してください。

膝の状態は年齢や画像だけで決まりません。同じ変形があっても、痛む動作、筋力、歩行量、仕事や家事は人によって違います。だからこそ「膝が悪い人の正しいしゃがみ方」を一つに固定せず、その人の生活に必要な条件を探すことが重要です。

まとめ|しゃがみは「深さ」より安全に下がって戻れることを優先する

変形性膝関節症でしゃがみにくい時は、膝だけを無理に曲げるのではなく、股関節、足首、足元、脚力、バランスを一緒に見ます。痛い日は浅く、支えを使い、椅子から始めて構いません。深さを増やすのは、下がるだけでなく安全に立ち上がれる範囲からです。

急な腫れや熱、転倒後に体重をかけられない、急に動かなくなったなど普段と違う変化は、しゃがみ練習より整形外科の確認を優先してください。必要な医療後も生活でしゃがめない場合に、動作のどこで負担が集中しているかを整理します。

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通院圏内で、整形外科で必要な確認や治療を受けても、しゃがむ・立ち上がる・歩くなど生活動作の困りごとが残る方は、高槻あつ整体院のひざの長引く痛みページも参考にしてください。

よくある質問

Q. 変形性膝関節症なら、しゃがむ動作は禁止ですか?

A. 一律に禁止ではありません。痛みや腫れ、膝の動く範囲、筋力、医師からの制限によって変わります。急な悪化がなく運動可能と判断されている場合は、浅い範囲と支えから段階的に練習できます。

Q. 膝はつま先より前へ出さない方がよいですか?

A. 全員に当てはまる絶対ルールではありません。足首の動きや体格、しゃがむ深さで自然な位置は変わります。極端な崩れを避けつつ、痛みが少なく安定して戻れる形を探します。

Q. しゃがむと膝がポキポキ鳴ります。やめた方がよいですか?

A. 音だけで危険とは決められません。ただし音と同時に鋭い痛み、引っかかり、腫れが出る場合は無理に繰り返さず、整形外科で相談してください。

Q. スクワットをすれば深くしゃがめるようになりますか?

A. 筋力が関係する人には役立つことがありますが、膝の曲がる範囲、股関節、足首、怖さなどが主因ならスクワットだけでは足りません。何が制限しているかを分けることが先です。

Q. 痛み止めが効いている時に深く練習してよいですか?

A. 痛みが軽くなっても関節の状態や筋力が急に変わるわけではありません。薬が効いている時ほど深さや回数を急に増やさず、夕方と翌日の腫れや歩行を確認してください。

Q. しゃがんだ後に立つ時だけ痛いのはなぜですか?

A. 立ち上がりでは身体を持ち上げるために太ももやお尻の筋肉が働きます。下がる時と違う負担がかかるため、筋力や体重のかけ方が関係することがあります。痛みが強い場合は椅子の高さを上げて確認します。

Q. 毎日しゃがみ練習をした方が早く良くなりますか?

A. 毎日である必要はありません。翌日に腫れや歩きにくさが残るなら回復日を入れます。運動量は「何日やったか」より、生活を含めた反応を見ながら続けられる量にすることが大切です。

Q. すぐ病院へ相談した方がよいのはどんな時ですか?

A. 転倒後に体重をかけられない、急に大きく腫れる、赤く熱を持つ、発熱がある、膝が急に動かないなど、普段と違う強い変化がある時は自己流の運動を中止し、整形外科へ相談してください。

参考・情報源

「ひざと股関節の長引く痛み専門 高槻あつ整体院」 PAGETOP