変形性股関節症で「階段を下りる時に脚の付け根がズキッとする」「下りで身体が横へ傾く」「怖くて一段ずつしか下りられない」という方がいます。下りでは、上の段に残っている脚一本で骨盤と身体を支えながら、反対の足を下の段へ運びます。そのため、股関節の動く広さだけでなく、片脚で支える力と安定感が重要です。
無理に左右交互で下りる必要はありません。ただし、転倒後から急に強く痛む、体重をかけられない、発熱がある、短期間で急に歩けなくなった場合は、自己流の階段練習より整形外科で原因を確認してください。
この記事でわかること
- 股関節で下りがつらくなる理由
- 上りと下りの違いと片脚支持の考え方
- 手すりと一段ずつで負担を減らす方法
- 骨盤が傾きすぎる時の見方
- 低い段差から練習を戻す順番
- 医療へ相談したい普段と違う変化

階段の下りは「脚を下へ出す」より上の脚で骨盤を支える
下りでは、下へ出す脚より、上の段に残っている脚が大きな役割を持ちます。その脚の股関節と膝が少しずつ曲がりながら、身体が急に落ちないように支えます。股関節の外側や脚の付け根が痛い人では、この片脚支持で痛みや不安が出やすくなります。
骨盤を水平に保つ力が足りないと、身体が痛い側へ寄る、反対側の骨盤が下がる、手すりへ強く引っ張られるなどの動きが増えます。これは単純に「姿勢が悪い」と叱る問題ではなく、痛みを避けながら動いた結果でもあります。
まずは、どの瞬間で痛いのかを見ます。上の脚で支え始めた時か、反対の足が下の段へ着く時か、体重を移し切る時かで、必要な対策は変わります。
普段と違う強い痛みは変形性股関節症だけと決めつけない
変形性股関節症と診断されていても、転倒後の急な痛み、足に体重をかけられない、発熱や強い全身症状、短期間で急速に歩けなくなる変化は、いつもの股関節痛として扱わない方が安全です。骨折や感染など医療で確認すべき状態が含まれます。
医師から手術、薬、注射、医学的なリハビリテーションが必要と判断された場合は、その方針を優先します。医療で生活上の困りごとまで解決すれば、無理に別の方法を加える必要はありません。
本記事は、必要な診断と治療を受けた後も「下りだけ不安」「片脚で支えられない」という機能面の困りごとが残る人が、日常動作をどう考えるかを中心にしています。
上りは持ち上げる、下りは片脚で減速する
上りでは段へ置いた脚で身体を上へ持ち上げます。下りでは上の段に残る脚で身体の落下を抑えます。そのため、上りより下りで股関節の外側がつらい人、反対に上りで脚の付け根がつらい人がいても不思議ではありません。
下りで身体が横へ大きく傾く場合、股関節の外側で支える力、痛みへの反応、膝や足首の動き、手すりの位置などを分けて見ます。骨盤だけを真っ直ぐにしようとして力むと、かえって動きが硬くなる場合があります。
直前の階段上昇記事は「身体を上へ運ぶ」ことが主題でした。今回は「身体を下へ安全に送る」ことが主題で、同じ階段でも評価する瞬間が異なります。
一段ずつで身体を守る
痛みが強い日は、手すりを持って一段ずつ下りる方法を使えます。一般には痛い側の脚を先に下の段へ置くと、上の段に残る比較的楽な脚で身体を支えやすくなります。ただし左右の膝や反対の股関節にも問題があると、この方法が最適とは限りません。
人工股関節の手術後などは、手術方法や時期によって動作の注意が個別に設定されることがあります。その場合は担当医や理学療法士の指示を優先し、一般的な階段の覚え方を自己流で上書きしないでください。
一段ずつ下りることは後退ではありません。痛みや不安を抑えて生活を続けるための負荷調整です。状態が安定したら、低い段差から交互下降へ戻す準備をします。
手すり・足の置き場所・身体の向きを先に整える
階段では股関節を大きく動かそうとする前に、手すりを確実に持ち、下の段を目で確認します。急いで足先だけを置くと、骨盤が大きく傾いたり、身体が一気に落ちたりしやすくなります。
足は段の端へ浅く置くより、滑らず安定する場所へ置きます。外出先では段の高さ、幅、人の流れ、荷物でも負担が変わります。家でできる動きが駅でできない時、股関節だけが急に悪くなったと決めつけず環境も見ます。
身体を横向きにねじって下りると楽な人もいますが、狭い階段で足元が見えにくくなる場合があります。安全性を優先し、必要なら一段ずつ・手すり・エレベーターを組み合わせます。
低い段差で片脚支持と骨盤の安定を練習する
練習はいきなり実際の階段を何往復もする必要はありません。安定した手すりや台に手を添え、低い段差で上の脚に体重を残しながら、反対のかかとを床へそっと近づけます。骨盤が大きく落ちない範囲でゆっくり行います。
股関節の外側が強く痛む、脚がガクッとする、身体を大きく傾けないとできない時は、高さを下げます。回数を増やすより、少ない回数を同じ動きで再現できることが先です。
椅子からゆっくり座る、片脚へ少し体重を移す、低いステップへ進むという順番なら、実際の階段より負荷を細かく調整できます。
股関節の痛みだけでなく膝と足首の動きも確認する
階段下降では、股関節だけを柔らかくすれば解決するとは限りません。膝が曲がりにくいと身体を下げる範囲が小さくなり、足首が曲がりにくいと身体が前へ進みにくくなります。その分、骨盤を横へ逃がして下りることがあります。
反対に、股関節が動きにくい人が膝だけを深く曲げて対応すれば、膝へ負担が集まることがあります。だから「痛い場所=そこだけが問題」とせず、身体を一段下げる連鎖として見ます。
変形性関節症では、個人に合わせた運動を続けることが基本治療の一つです。手技だけで終わらず、生活で必要な動作へ運動をつなげることが大切です。
アツ先生は骨盤の傾きと足元まで一連で見る
診断後も階段下降が残る方を見る時、私は股関節の可動域だけでなく、上の脚でどれだけ身体を支えられるか、骨盤がどの方向へ傾くか、膝が内側へ入りすぎないか、足首が自然に動くかを確認します。
同じ股関節痛でも、片脚支持が弱い人、股関節の前が詰まるように感じる人、外側が痛む人、足首が硬い人では、階段の崩れ方が違います。施術はその一部を助ける手段であり、最終的には立つ・歩く・階段を使う動作へ戻す必要があります。
整体で変形した骨を元へ戻す、軟骨を再生させるとは説明しません。医療で確認した後も残る身体の使い方を、運動と生活設計を含めて見直します。
目標は骨盤を真っ直ぐにすることではなく生活範囲を守ること
階段の評価で骨盤の傾きを見るのは、見た目をきれいにするためではありません。身体が大きく傾くことで痛みや転倒リスクが増えているか、手すりを使えば安定するか、低い段差なら再現できるかを確認するためです。
目標は、自宅の階段を安全に下りる、駅を利用する、旅行先で必要な段差を使えるなど、本人の生活に置きます。手すりを使って達成できるなら、それも十分に意味があります。
一日の終わりは疲労で片脚支持が弱くなります。朝はできても夕方に骨盤が大きく傾くなら、練習の問題だけでなく、一日の歩行量や立ち時間も調整します。
買い物袋を持つと重心が変わるため、階段下降はさらに難しくなります。荷物を小分けにする、リュックで片手を空ける、家族に運んでもらうなど、運搬方法の変更も実用的な対策です。
靴下や柔らかすぎるスリッパは、足が段で滑りやすくなることがあります。股関節の運動だけでなく、普段使う履物と階段の照明も一緒に見直してください。
痛み止めが効いた日は、痛みが少ない分だけ動きを増やしすぎることがあります。股関節で支える力や体力は急に増えないため、痛みが軽い日ほど動作の質と翌日の反応を確認します。
怖さが強い人は、下の段へ足を急いで置き、上の脚で支える時間を短くしがちです。低い段差で「一秒だけゆっくり下げる」ような練習から始めると、怖さを我慢して高い階段へ挑むより安全に進められます。
階段を下り終えた後、股関節をかばった歩き方が続いていないかも確認します。数歩で通常の歩幅へ戻るかを見ると、階段の負荷が残りすぎていないか判断しやすくなります。
股関節の階段下降では、上の段に残る脚の外側のお尻が身体を支える時間があります。この部分が痛い、または力が入りにくい人は、身体を手すり側へ寄せると楽になることがあります。どこまで手すりへ預けると安定するかを見ながら、低い段差で支える時間を少しずつ戻します。
脚の付け根が詰まるように痛む人では、足を真正面に固定しすぎるより、本人が自然に置ける向きを確認します。ただしつま先を極端に外へ向けたり、身体を大きくねじったりする自己流の逃げ方は、膝や足首へ別の負担を移すことがあります。
片脚で立つ練習ができても、階段下降がすぐ同じようにできるとは限りません。階段では身体が下へ動き続けるため、静止して立つ力に加えて、ゆっくり体重を移す能力が必要です。静止バランスと動くバランスを別の課題として扱います。
自宅の階段が急で段が高い場合、低い踏み台でできることと実際の階段の難しさに差が出ます。練習ができたからすぐ自宅の最上段から繰り返すのではなく、手すりが確実な下段数段から試し、必要なら家族が近くにいる時間を選びます。
股関節の痛みが左右両方にある人は、「楽な脚で支える」という一段ずつの方法が使いにくいことがあります。その場合は階段そのものの使用頻度を減らす、エレベーターを使う、リハビリで個別の手順を確認するなど、左右差がある人とは別の安全策が必要です。
股関節の階段下降では、上の段に残る脚の外側のお尻が身体を支える時間があります。この部分が痛い、または力が入りにくい人は、身体を手すり側へ寄せると楽になることがあります。どこまで手すりへ預けると安定するかを見ながら、低い段差で支える時間を少しずつ戻します。
脚の付け根が詰まるように痛む人では、足を真正面に固定しすぎるより、本人が自然に置ける向きを確認します。ただしつま先を極端に外へ向けたり、身体を大きくねじったりする自己流の逃げ方は、膝や足首へ別の負担を移すことがあります。
片脚で立つ練習ができても、階段下降がすぐ同じようにできるとは限りません。階段では身体が下へ動き続けるため、静止して立つ力に加えて、ゆっくり体重を移す能力が必要です。静止バランスと動くバランスを別の課題として扱います。
自宅の階段が急で段が高い場合、低い踏み台でできることと実際の階段の難しさに差が出ます。練習ができたからすぐ自宅の最上段から繰り返すのではなく、手すりが確実な下段数段から試し、必要なら家族が近くにいる時間を選びます。
股関節の痛みが左右両方にある人は、「楽な脚で支える」という一段ずつの方法が使いにくいことがあります。その場合は階段そのものの使用頻度を減らす、エレベーターを使う、リハビリで個別の手順を確認するなど、左右差がある人とは別の安全策が必要です。
股関節の階段下降では、上の段に残る脚の外側のお尻が身体を支える時間があります。この部分が痛い、または力が入りにくい人は、身体を手すり側へ寄せると楽になることがあります。どこまで手すりへ預けると安定するかを見ながら、低い段差で支える時間を少しずつ戻します。
脚の付け根が詰まるように痛む人では、足を真正面に固定しすぎるより、本人が自然に置ける向きを確認します。ただしつま先を極端に外へ向けたり、身体を大きくねじったりする自己流の逃げ方は、膝や足首へ別の負担を移すことがあります。
片脚で立つ練習ができても、階段下降がすぐ同じようにできるとは限りません。階段では身体が下へ動き続けるため、静止して立つ力に加えて、ゆっくり体重を移す能力が必要です。静止バランスと動くバランスを別の課題として扱います。
自宅の階段が急で段が高い場合、低い踏み台でできることと実際の階段の難しさに差が出ます。練習ができたからすぐ自宅の最上段から繰り返すのではなく、手すりが確実な下段数段から試し、必要なら家族が近くにいる時間を選びます。
股関節の痛みが左右両方にある人は、「楽な脚で支える」という一段ずつの方法が使いにくいことがあります。その場合は階段そのものの使用頻度を減らす、エレベーターを使う、リハビリで個別の手順を確認するなど、左右差がある人とは別の安全策が必要です。
股関節の階段下降では、上の段に残る脚の外側のお尻が身体を支える時間があります。この部分が痛い、または力が入りにくい人は、身体を手すり側へ寄せると楽になることがあります。どこまで手すりへ預けると安定するかを見ながら、低い段差で支える時間を少しずつ戻します。
脚の付け根が詰まるように痛む人では、足を真正面に固定しすぎるより、本人が自然に置ける向きを確認します。ただしつま先を極端に外へ向けたり、身体を大きくねじったりする自己流の逃げ方は、膝や足首へ別の負担を移すことがあります。
片脚で立つ練習ができても、階段下降がすぐ同じようにできるとは限りません。階段では身体が下へ動き続けるため、静止して立つ力に加えて、ゆっくり体重を移す能力が必要です。静止バランスと動くバランスを別の課題として扱います。
自宅の階段が急で段が高い場合、低い踏み台でできることと実際の階段の難しさに差が出ます。練習ができたからすぐ自宅の最上段から繰り返すのではなく、手すりが確実な下段数段から試し、必要なら家族が近くにいる時間を選びます。
股関節の痛みが左右両方にある人は、「楽な脚で支える」という一段ずつの方法が使いにくいことがあります。その場合は階段そのものの使用頻度を減らす、エレベーターを使う、リハビリで個別の手順を確認するなど、左右差がある人とは別の安全策が必要です。
股関節の階段下降では、上の段に残る脚の外側のお尻が身体を支える時間があります。この部分が痛い、または力が入りにくい人は、身体を手すり側へ寄せると楽になることがあります。どこまで手すりへ預けると安定するかを見ながら、低い段差で支える時間を少しずつ戻します。
脚の付け根が詰まるように痛む人では、足を真正面に固定しすぎるより、本人が自然に置ける向きを確認します。ただしつま先を極端に外へ向けたり、身体を大きくねじったりする自己流の逃げ方は、膝や足首へ別の負担を移すことがあります。
まとめ|下りは片脚で身体と骨盤を支える動作
変形性股関節症の階段下降は、下へ出す脚より、上の段に残る脚で身体と骨盤を支える能力が重要です。痛い日は手すりと一段ずつを使い、低い段差からゆっくり身体を下げる練習へ戻します。
転倒後の急な痛み、体重をかけられない、発熱、急速な歩行悪化は自己流運動より医療を優先します。画像だけでなく、骨盤・膝・足首・生活で必要な動作を分けて考えてください。
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通院圏内で、必要な医療を受けても生活動作の困りごとが残る方は、高槻あつ整体院の股関節の長引く痛みページも参考にしてください。
よくある質問
Q. 階段を下りる時は痛い脚から出してよいですか?
A. 痛みが強い日は、手すりを使い、一般には痛い脚を先に下の段へ置くと、上の段に残る比較的楽な脚で身体を支えやすくなります。ただし反対側にも痛みがある人や術後は個別条件があるため、医療者の指示を優先してください。
Q. 骨盤が傾くのを意識して止めればよいですか?
A. 骨盤の傾きは、痛みや筋力不足を補うために起こることがあります。力だけで真っ直ぐにするより、手すりや低い段差で支えやすい条件を作り、股関節・膝・足首を含めて動きを整える方が安全です。
Q. 下りだけ痛いなら手術が必要ですか?
A. 階段下降の痛みだけで手術が決まるわけではありません。痛みや歩行制限、画像、これまでの治療への反応、生活への支障などを医師が総合して判断します。急速に悪化する場合は再診してください。
Q. 階段を避ければ股関節は長持ちしますか?
A. 必要な時にエレベーターを使うのは良い負荷調整ですが、すべての活動を長期間避けることが必ずしも良いとは限りません。運動可能な段階では安全な範囲で脚力や歩行を保つことも大切です。
Q. 股関節のストレッチをすれば下りやすくなりますか?
A. 動きの硬さが関係する人には一部役立つ可能性がありますが、下りには片脚で支える力、膝と足首、バランスも必要です。ストレッチ一つで階段動作が決まるとは考えません。
Q. 痛み止めが効けば交互に下りてもよいですか?
A. 痛みが軽くても筋力や安定性が同時に戻るとは限りません。手すりを使い、低い段差でゆっくり支えられるか確認し、翌日に痛みや歩行が悪くならない範囲で段階を上げます。
Q. 杖を持っている時の階段はどうしますか?
A. 杖と手すりの使い方は左右の症状やバランスで変わり、転倒リスクもあるため、自己流の一律手順より理学療法士などから実際の階段で指導を受ける方が安全です。
Q. すぐ整形外科へ相談した方がよい変化は?
A. 転倒後に体重をかけられない、急に強い痛みが出た、発熱がある、短期間で歩行が大きく悪化した場合は、変形性股関節症のいつもの痛みと決めつけず整形外科へ相談してください。
参考・情報源







